あこがれの白無垢!神社挙式のみのメリットとチェックしておくべきこと
日本古来の伝統的な結婚式のかたちである「和婚」が注目を集めており、神社でおこなう結婚式の人気も高まっています。厳かなイメージの神前式ではありますが、具体的にどのようなものなのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、神社挙式をおこなう際にかかる費用、メリットやデメリットについてご紹介します。神前挙式を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
神社挙式のみをおこなうメリット
準備期間を短縮できる
通常の挙式披露宴の場合、1年ほど前から準備をされる方が多いかと思います。何度も会場に足を運び打ち合わせをして、さまざまな事柄を決めていきます。結婚式が近づくと、毎週末打ち合わせ…なんてことも。
そのなかでも大半の時間を占めるのが披露宴関係です。料理や余興、BGM、席次など細かい事項が多く、負担が大きいと感じている方が多いのではないでしょうか。
その点、神前挙式のみの場合は披露宴をおこなわないため、衣装選び、招待状の準備、簡単な引き出物の手配程度で済むため、時間をぐっと短縮することができます。彼と意見が合わなくて喧嘩…なんて事態も避けられます。
費用が抑えられる
挙式披露宴の場合、その費用のほとんどは披露宴にかかってきます。「一日だけのことで大金を使うのはもったいない」そう考える方も少なくないでしょう。
神前挙式のみの場合は、披露宴をおこなわないため、費用をぐっと安く抑えられる点がメリット。浮いたお金で家具を買ったり、新婚旅行費にあてたりと、有意義に使うことができます。
シンプルな挙式を目指したい方に
結婚式は自分たちが主役!と思っていても、大勢の人の前や派手な演出が苦手、気恥ずかしいと感じている方もいるかもしれません。その点、神前挙式は厳かなうえとてもシンプル。時間も30分程度なので、体力的にも負担がかかりません。
お色直しはむずかしいですが、白無垢をはじめ、好きな衣装も選べるので、満足度も高いと言えるでしょう。「シンプルに身の丈にあった結婚式を挙げたい」という方に神前挙式はぴったりです。
参列は家族だけでもここだけはチェック !
シンプルなうえ、決める事項も少ない神前挙式。とはいえ一生に一度の大事な晴れ舞台なので、後悔はしたくありませんよね。また、両家族のみの参列でも絶対に抑えておきたいポイントはあります。ここをしっかり押さえて、思い出深い結婚式を作り上げましょう。
両家の宗教、宗派を確認する
そもそも神前式は、神様の前で結婚を誓う挙式スタイルのため、宗教や宗派が関係してきます。最近では、あまり気にしないという方も増えているようですが、違う宗派の神前式を執りおこなうことで、わだかまりでできてしまう場合も…。
とてもセンシティブな問題なので、両家の宗教、宗派を必ず確認し、納得してもらったうえで決めるようにすることが大切です。
どこで執りおこなうのかを決める
神前式というと神社でおこなうイメージがありますが、結婚式場やホテルの神殿を利用することもできます。それぞれメリット・デメリットがあるので、それを考慮したうえで式場を決めましょう。
歴史や伝統を重視したいならば神社がおすすめです。厳かで神聖な空間のなか、結婚式を挙げることができます。子どもが生まれたらお宮参りや七五三など、家族の新しい思い出を増やすこともできるでしょう。
デメリットは、披露宴をおこなう場合、披露宴会場への移動が必要となる点です。また神社は開かれているので、ほかの参拝客から写真を撮られることもあるかもしれません。
一方、ホテルや結婚式場は、交通の便が良い場所にあることが多くゲストの利便性などを考えるとおすすめです。ただし神社に比べて歴史が浅く、神殿の規模が小さい場合があります。
神社やホテル以外では、日本庭園でも神前式をおこなえる場所があります。伝統を感じる美しい庭園での挙式はゲストの印象に残りやすく、写真映えも期待できます。デメリットは、そもそも挙式をおこなえる会場自体が少ないこと。また雨天時の対応を考えておく必要もあるでしょう。
移動やアクセスの利便性
どの会場を選ぶにしろ、移動やアクセスは便利な方が良いでしょう。挙式を挙げたい会場が決まったら、アクセス方法を必ずチェック。
どうしても利便性の悪い会場で式を挙げたい場合は、送迎バスを手配するという方法もあります。送迎バスの業者はホテルや結婚式場が紹介してくれることが多いです。10名から20名程度であれば、マイクロバスで十分だと思います。
まとめ
伝統的な神前挙式は、費用が抑えられるうえ準備期間も短くて済むので、忙しい方やシンプル志向の方から選ばれています。会場選びや宗派などポイントをしっかりと押さえて、一生の思い出となる素敵な結婚式を迎えてください。