家族のみで結婚式をおこないたい!会場選びで押さえるべきポイント
近年では友人や知人、会社の同僚などたくさんの人を集めた結婚式よりも親族だけでおこなうことも多くなっているようです。
この記事では一般的な結婚式との違いのほか、家族のみで良いと考えているときに、どのような会場がありどういったところを確認しておけばよいかを紹介します。これから結婚を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
友人などたくさんの人を招待しておこなう結婚式との違い
結婚式と言えば、ひと昔前までは友人や会社の同僚、お世話になった上司などを招待して盛大におこなうことがほとんどだったイメージです。
最近では、両家の家族だけといった少人数でおこなう結婚式も増えているようです。では、一般的な結婚式とどう違うのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
費用や準備の負担が少ない
家族のみといった少人数でおこなう結婚式と一般的なものとでは、費用の差は歴然です。
一般的な結婚式で50名程度の招待客がいる場合、総費用は300万円前後となっています。しかし、家族のみで10名程度に絞ると100万円前後と3分の1ほどの費用ですむことがあります。
また、招待する人が多いと招待状の準備や出欠確認など多くの時間がかかり、それが負担だと思う人も少なくないようです。
それに比べて
少人数、まして親族のみであればすぐに出欠の確認ができ日時を合わせやすい
といったメリットがあります。
親族の交流を深めやすい
50名以上もの招待客で盛大にお祝いしてもらうのもとてもうれしいものです。しかし、あいさつに回ったり本当に話したい人との時間はあまりとれなかったりということの方が多いでしょう。
家族のみの少人数の結婚式であれば、式や食事会の際もお互いが近いので親族同士の親睦も深めやすいのではないでしょうか。
ただ、少人数であるがために話が盛り上がって食事会の時間が長引いてしまったり、盛り上がりに欠けてしまったりすることもあります。親族だからとあいまいなスケジュールにせず、時間を区切って進めていくのがおすすめです。
少人数の結婚式にするのかは好みの問題もありますので、どちらが向いているかは二人で十分に考えるようにしてください。
家族のみを招待した結婚式の会場はどう選ぶのがいい?
家族のみで結婚式をおこないたい場合、会場選びには注意が必要です。ではどのような点に注意して会場選びをしていけばよいのか、いくつかあげていきます。
参加人数に合わせたプランや会場を選択する
結婚式場の中にはまれに最少人数を指定しているところがあります。自分たちがおこないたい様式でも受け付けているのかはしっかりと確認しましょう。
最近では、ポータルサイトなどで特集を組んでいたり、家族婚プランといったものも用意されていたりします。当たり前ですが、プラン確認は怠らないように注意してください。
会場までのアクセスを考慮して選ぶ
家族のみの結婚式でもどの場所でおこなうかが、問題に上がるようです。特にお互いの実家が離れている場合は、これから住む場所なのか、どちらかの実家がある地域にするのかというところで悩む方もいるのではないでしょうか。
お互いの実家の中間点を選んだり、家族との旅行も兼ねてリゾート地でおこなったりということも考えられます。どこを選んだ場合でも、家族が来やすいことも考慮する必要があります。
たとえば、自然に囲まれて雰囲気の良い会場があったとしても、車でしか行くことができない場所では運転できない親族はどうするのか?
そういったことも頭に入れて会場選びをしてみてください。
会場の広さや着替えができるのかも確認
会場を選ぶ際は、収容人数だけで考えるのではなく実際に見学をしましょう。広すぎるのはある程度わかるものの、思ったよりも狭かったということもあり得ます。
特に食事会では、机やいすを並べたときにどれくらいの間隔があくのかも見ておくのがおすすめです。狭すぎると10人程度とは言え、動きづらく簡単なイベントもできなかったといったこともあるかもしれません。
また着替えができる部屋があるのかも確認しておきましょう。遠方から来る家族はその足で観光などをするかもしれません。着替えができるのかできないのかは、あらかじめ伝えておくとよいでしょう。
見積内容もしっかりと把握しておく
少人数の結婚式に限りませんが、見積の項目は自分が納得のいくまでしっかりと確認します。必要なものが見積の中に入っていなくて、あとで追加料金を請求されるといったトラブルになりかねません。
会場を下見するとともに、見積内容と照らし合わせながら疑問の残らないようにしておきましょう。
まとめ
家族のみの少人数の結婚式は、一般的な結婚式に比べ準備や費用負担が軽く、気の知れた身内ばかりなので気楽に進められるでしょう。その反面、一般的な結婚式と同様に会場選びは招待客の視点からもしっかりと見ておく必要があります。
自分たちの考える結婚式の演出ももちろんですが、式に足を運んでくれる家族のことも考えながら幸せな当日を迎えてください。